【発達障害の子供向けのSSTゲーム】おすすめ8選を紹介!

「発達障害向けのSSTゲームでおすすめなゲームは?」

「買っても損しない発達障害向けのSSTゲームを知りたい!」

「SSTゲームが気になるけど、どんなゲームがあるのか分からない」

こんな悩みにお答えします。

・本記事の内容

・発達障害の子供向けのおすすめのSSTゲームを厳選して8個を紹介

せっかく購入するのなら、

「買って良かった!」

「役立った!」

と思いたいですよね。

そこで、みんなの購入後のレビューや口コミ、それに私の主観的意見をもとに購入しても損しない、役に立つSSTゲームをまとめました。

SSTゲームを選ぶ時の参考にしてみてください。

1 発達障害の子ども向けのおすすめSSTゲーム

SSTボードゲーム「なかよしチャレンジ」

小学生低学年向けのSST(ソーシャルスキルトレーニング)ができるすごろくゲームです。

2人~6人で遊べます。

「学校への行き帰り」をテーマにしています。

質問カードが200枚あり、そこでは「学校で起こる問題」について書かれており、その質問に答えていきます。

質問カードの答えは、ほとんどが3択です。

どう答えれば良いのか分からない発達障害の子供や自信がなくて不安が高い発達障害の子供も答えやすくなっています。

質問カードは、難易度が分かれているので、子供の発達状態に合わせて使い分けることができます

このSSTボードゲーム「なかよしチャレンジ」では、

  1. ストレスマネージメント
  2. 助けを求める
  3. アサーション
  4. 対立解消

を学べるようになっています。

このゲームがおすすめな子

・小学校でトラブルが多い子

・学校生活でどうすれば良いのか分からず困っている子

・友達と上手くいかない子

2 発達障害の子ども向けのおすすめSSTゲーム

SSTボードゲーム「フレンドシップアドベンチャー」

小学生高学年・中学生向けのSST(ソーシャルスキルトレーニング)ができるすごろくゲームです。

2人~6人で遊べます。

SSTボードゲーム「フレンドシップアドベンチャー」は、SSTボードゲーム「なかよしチャレンジ」の高学年バージョンです。

SSTボードゲーム「フレンドシップアドベンチャー」では、5つの島があり、それぞれの島にソーシャルスキルのテーマが設定されています。

質問カードに答えながら島を周り、一周できれば宝がもらえます。

SSTボードゲーム「なかよしチャレンジ」とは異なり、質問カードは答えが選べるようになっていません。

自分の意見や気持ちを答えるようになっています。

このSSTボードゲーム「フレンドシップアドベンチャー」では、

  1. オリジナリティ
  2. 尊重し合おう
  3. 自信を持とう
  4. 勇気を出そう
  5. ストレス耐性
  6. 自己理解
  7. 他者理解

が学べるようになっています。

子供がトラブルを起こしたり、困ったりしやすい「授業中」「休み時間」「クラブ活動」「登下校」「休日」の5つの場面が質問カードに組み込まれています。

このゲームがおすすめな子

・学校生活で上手くいかず自信をなくしている子

・友達と上手くいかなくて悩んでいる子

・自分らしくいられず苦しんでいる子

・どうすれば良いのか分からず困っている子

3 発達障害の子ども向けのおすすめSSTゲーム

きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム

この「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」は、人の話を聞け、自分のことを話せるようになるゲームです。

子どもから大人まで遊ぶことができます。

ゲームと名がついていますが、勝ち負けがないので、負けることを受け入れられない発達障害の子どもでも安心して遊ぶことができます。

遊び方はとても簡単。

カードを引いて答えるだけです。

ゲームの最中は、「答える人に質問しない」「笑ったり、からかったりしない」「早く!と言わない」など先にルールを決めて始めると、「自分も話しやすく」「他人の話をちゃんと聞ける」ことができます。

カードには「PASSカード」があり、答えたくなければ答えずパスすることもできます。

カードの質問は、「好きな果物は何?」といったよくある簡単な質問から、「1日だけ魔法使いになれるとしたら、何をする?」というようなユニークな質問もあり、バラエティに富んでいます。

このゲームがおすすめな子

・自分のことを話すのが苦手な子

・人と何を話せば良いのか分からない子

・途中で口をはさみがちな人の話を聞くのが苦手な子

・自分のことがよく分からない子

4 発達障害の子ども向けのおすすめSSTゲーム

SSTカード教材 気持ちチップ

この「SSTカード教材 気持ちチップ」は、自己・他者の感情理解を育てることができるゲームです。

対象年齢は、5歳~中学生で、大人と子供、子供同士でも遊ぶことができます。

5つの気持ち(顔・表情)チップと家庭編・園編・学校編の合計80種類のカードを使って遊びます。

この「SSTカード教材 気持ちチップ」で、

1 自己の感情理解:ある状態を自分はどう感じるか

 

2 感情の強弱理解:その感じ方のい程度はどのくらいか

 

3 感情の表出:実際に、その気持ちや言葉を表情で表してみる

 

4 他者の感情理解:他人はそれをどう感じるのかを知る

 

5 対処法を見つける:その感情の切り替えや調整をどうするかを考える

を学ぶことができます。

このゲームがおすすめな子

・自分の気持ちが分かりにくい受動型の子

・どうやって気持ちを出せば良いのか分からない子

・気持ちのコントロールが苦手な子

・友達とのトラブルが多い子

5 発達障害の子ども向けのおすすめSSTゲーム

こころかるた(子ども向け)

「こどもかるた(子ども向け)」は、小学生が対象です。

遊び方は、簡単です。

順番に質問カードに答えていくゲームです。

ルールは1つだけ。

「話し手以外は沈黙を守ること」です。

このルールのおかげで、話す時には安心でき、受け入れてもらっている経験が積めます。

また、黙って人の話を聞くことで、人の話を最後まで聞けるようになります。

質問内容も子供向けに分かりやすいようになっています。

「こころかるた」は、全年齢向け、ティーン向け、カップル向けバージョンもあります。

かるたと名前がついていますが、遊び方はかるたではありません。

取った枚数を競うわけではありません。

勝ち負けがないゲームです。

そのため、勝ち負けが苦手な発達障害の子供も最後まで楽しむことができますよ。

このゲームがおすすめな子

・自分の気持ちを表現するのが苦手な子

・自分のことが分からず自信がない子

・他人の気持ちが分かりにくい子

・人との会話で衝動性が押さえられない子

6 発達障害の子ども向けのおすすめSSTゲーム

えらんで きめて つたえるゲーム すきなのどっち?

このゲーム「えらんで きめて つたえるゲーム すきなのどっち?」は、3歳から遊べます。

カードにはとても可愛い絵が書かれています。

色使いも淡くて優しく温かみがあります。

遊び方は、カードを引いて、そのカードに書いてあるも2つの内、好きな方を答えます。

そして、どうして好きなのか理由も答えられるなら答えます。

もし答えられないのならば、「パス」と答えます。

無理に答える必要はありません。

できることから少しずつ、人の答えを聞いていく内にできることも増えていきます。

自分で選び、決めて、それを伝えることの楽しさを知ることができるゲームです。

このゲームがおすすめな子

・選ぶのが苦手な子

・自分で決めることが苦手な子

・自分のことを伝えるのが苦手な子

・自己主張が苦手な子

 

7 発達障害の子ども向けのおすすめSSTゲーム

五色ソーシャルスキルかるた

この「五色ソーシャルスキルかるた」は、小学校で必要となる学習準備やあいさつ、交通ルールやマナーなどのソーシャルスキルが学べるようになっています。

対象年齢は、幼児、低学年、中学年です。

札は全部で100枚、5色20枚ずつに分かれています。

青:学校
桃:学習規律
黄:挨拶
緑:社会生活
橙:対人関係

そのため、時間がない時は1色だけを使って遊ぶこともできるので、5分10分といった短時間で遊ぶこともできとても便利です。

このゲームがおすすめな子

・ルールやマナーがよく分かっていいない小学校入学前の子

・いつどんな風に挨拶すれば良いのか分かりにくい子

・どうやって友達と仲良くできるか分からない子

・小学校生活が不安な子

8 発達障害の子ども向けのおすすめSSTゲーム

アンガーマネジメントゲーム

この「アンガーマネジメントゲーム」は、怒りと上手に付き合えるようになるゲームです。

遊び方は、「怒りのできごとカード」を引き、そこに書いてある内容がもし起こったら、カードを引いた人がどのくらいの怒りを感じるかを他の人が予想して当てます。

対象年齢は、大人です。

そのため、発達障害の子供には難しくはありますが、アンガーマネジメント(怒りのコントロール)は生活面、対人関係面でもとても役立ちます。

特に発達障害の子供は、自己コントロールが苦手でパニックになったり、癇癪を起こす子も多いです。

また、他人の気持ちが分かりにくく、他人がなぜ怒っているのかよく分からないことも多いです。

だから、大人向けではありますが、工夫すれば子供も一緒に楽しむことができますので、今回のおすすめゲームにいれました。

ちょっと難しいですが、もし使うことができれば、他人のこともよく分かりますし、自分の感情もよく理解することができるようになりますよ。

このゲームがおすすめな子

・怒りのコントロールができない子

・他人の気持ちが分からずよく人を怒らせてしまう子

・対人関係でのトラブルが多い子

最後に

ソーシャルスキルを学ぶのに、ゲームは最適です。

ゲーム自体に「ルールを守る」「勝ち負けの結果を受け止める」「相手の立場になって考える」「自分で行動を起こす」といったたくさんのソーシャルスキル要素が含まれています。

遊びながらするSSTゲームなら、発達障害の子供が苦手な社会性も楽しく身に付きますよ。

お子さんに合ったSSTゲームを見つけて下さいね。

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