水が怖い発達障害の子供、水泳の家庭教師を受けたら・・・

発達障害の子供で、プールが苦手な子は多いですよね。

感覚過敏でプールの匂いがイヤだｓったり、プールサイドのヌルヌルが気持ち悪かったり、目や耳に水が入る不快感が耐えられなかったり、水が怖くてしかたなかったり・・・

我が子もプールが苦手でした。スイミングにも1年ほど通いましたが、集団は苦手な上、水も怖くて、1人で水に浮くこともできませんでした。

せめて水が楽しいと思えるようになったら良かったのですが、スイミング教室はやんちゃな男の子も数人おり、水をバシャバシャするので、我が子は怖くて落ち着かず、水が楽しいという気持ち持てませんでした。

1年通いましたが、もっと早くに辞めて、スポーツ（水泳）の家庭教師でマンツーマンレッスンを受けていれば良かったと今は思っています。

もう我が子にはスイミング、水泳は無理かも・・・と諦めていたのですが、スポーツ（水泳）の家庭教師でマンツーマンレッスンを受けたおかげで、水が好きになりました。

水を楽しめるようになり、クロールを泳げるようになりました。

もし、スポーツ（水泳）の家庭教師のマンツーマンレッスンが気になっているなら、我が家の体験を参考にしてみて下さい。

1　スポーツ（水泳）の家庭教師とは

スポーツ（水泳）の家庭教師は、運動をマンツーマンで教えてくれます。

教えてくれる内容は、子供が希望するものです。

水泳でしたら、「クロールが○メートル泳げるようになりたい」「クロールの息継ぎを教えてほしい」「平泳ぎを泳げるようになりたい」「背泳ぎをマスターしたい」などがありますね。

ちなみに、水泳以外のスポーツや運動も教えてもらうことができます。例えば、かけっこや鉄棒、ボール運動、一輪車やなわとびなどもできますよ。

わたしの子供は、水泳以外にかけっこ、一輪車を教えてもらったことがあります。

スポーツの家庭教師のメリットは２つあります。

１つは、個人に合わせて丁寧に教えてもらえることです。

だから、料金は普通の習い事と比べると高くはなりますが、上達するのは早いです。

メリット２つ目は、時間や場所もこちらの都合に合わせることができることです。

時間に関しては、日時もそうですが、６０分や９０分とやる時間も合わせてもらえます。

また、場所は自宅近くのプールや公園といった場所を指定できるのです。

忙しくて時間が取れない場合、とても助かります。

料金についてですが、１時間５，０００円から８，０００円くらいが相場です。

２　スポーツ（水泳）の家庭教師の利用方法

まず、スポーツ（水泳）の家庭教師のホームページに問い合わせが載っています。

その問い合わせにメールで、「希望内容」「希望日時（第一希望と第二希望）」「その他聞きたいこと」を書いて送ります。

たいてい１日か２日で返信がくるので、そこで細かく内容、日時、場所などについて決めていきます。

料金の支払いについてですが、私はいくつか利用しましたが、先に振り込む場合とと当日に手渡しするパターンがありました。

当日は、事前に決めた場所に行きレッスンを受けます。

利用するスポーツ（水泳）の家庭教師によっては、その日のレッスンの様子で３０分ごとに延長利用ができます。

３　我が家がスポーツ（水泳）の家庭教師を利用した体験談

最初は、小学１年生の春休みに利用しました。

６月からプールの授業が始まります。

その前に少しでも泳げるようになれたら・・・と思ったことと、普段の平日は忙しく、時間が取れなかったこともあり、春休みにまず３回利用しました。

場所は自宅近くの市営プールです。

レッスン料の他に、市営プールの利用料とロッカー代を子供と先生の２人分払いました。

着替える時は、更衣室まで子供についていき着替えを手伝いました。

親は、一緒に水着に着替えてプールに入っても大丈夫です。

その場合は、すぐそばでレッスンを見ることもできます。

私は産後太って水着になるのがイヤだったので、プールを上から見れる観覧席からレッスンを見学しました。

最初にプールサイドで先生と準備体操をし、それからゆっくり水に入り、無理をせず子供に合わせてレッスンをしてくれました。

私の子供の目標は「クロールができるようになりたい」です。

でも、この時はクロールうんぬんの前に、まず水が怖くて１人では水に浮けない状態でした。

１年間スイミングに通ったこともあったのですが、ライフジャケットなしでは水に浮くことができませんでした。

だから、親としてはまずは「水に浮く」「水が怖くなくなる」ことができてほしいを思っていました。

すると、なんと１回目のレッスンで水に浮くことができたのです！

しかも、レッスン中、すごく楽しそうです。笑顔を何度も見ることができましたし、会話が苦手な子供ですが、先生の問いかけにも答えていました。

終わってから、「どうだった？」と聞くと、頬を赤くして、満面の笑みを浮かべながら「楽しかった～！また行きたい！」と答えました。

水に浮くことができたことも嬉しかったですし、水が怖くなくなり楽しめるようになったことも嬉しかったですし、なにより、これほどの笑顔が出る状態の子供の姿を見ることができて胸がいっぱいになりました。

それから２回、３回のレッスンでけのび、ビート板での板キック、バタ足、クロールの手の動きまでいきました。数メートル泳ぐことができるようになりました。

その後も子供はスポーツ（水泳）の家庭教師のレッスンを続けたがりました。

ただ、平日は忙しく時間が取れなかったので、１年間月に１回のペースで利用しました。

その後は、子供が自信をつけ、普通のスイミングスクールの短期レッスンに行っても楽しくレッスンを受けられるようになりました。

最後に

我が家は、１年間普通のスイミングスクールに通っても水の怖さを克服できず、困っていました。

だから、スポーツ（水泳）の家庭教師を利用して本当に良かったと思っています。

発達障害で敏感で不安が高い我が子の場合は、丁寧に子供に合わせたマンツーマンレッスンでなければ、いつまでたっても水が怖いままで、泳げないままだったと思います。

いつも体に変に力が入り、リラックスすることが苦手だったのですが、水泳のおかげで体の力を抜く感覚を知ることもできました。

水が大好きになり自信をつけ、体作りにも役立ちました。

思い切ってスポーツ（水泳）の家庭教師のレッスンを受けて本当に良かったと思っています。