ママ必見!発達障害の子供ための部屋作り6つのポイント!

「発達障害の子供のための部屋作りが知りたい」

「ADHDの子供が片付けができなくて困っている」

「どうしたら片付けできるようになるのかしら」

「発達障害の子供に適した部屋作りでスッキリ過ごせるようになりたい」

こんな悩みにお答えします。

・本記事の内容

・発達障害(自閉症スペクトラムやADHD)の子供が苦手な部屋とは?

・発達障害の子供が、落ち着いて集中できる部屋作りの6つのポイント!

発達障害の子供にとって、環境はとても大切です。

過敏な子が多いため、良くも悪くも環境から受ける影響は大きいです。

発達障害の子供に適した環境だと、伸び伸び過ごせ、余裕ができるので成長もしやすいです。

子供が落ち着きやすくなるので、余計なストレスが減り、親も過ごしやすくなります。

発達障害の子供に合わせた部屋作りで、親子で気持ちよく過ごしましょう。

1 発達障害(自閉症スペクトラムやADHD)の子供が苦手な部屋

 

発達障害(自閉症スペクトラムやADHD)の子供は、過敏な子が多いです。

ごちゃごちゃした情報が入ると、脳が処理するのが追い付かなかったり、負担がかかるためにストレスがかかります。

特に目からの刺激(視覚刺激)に弱い場合、目から入る情報はできるだけ少ない方が、頭がすっきり働きやすくなります。

  • たくさんのモノがあり、無秩序でごちゃごちゃしている部屋
  • たくさんの色があふれている部屋

こういった状態の部屋は、発達障害の子供にとって、とても過ごしにくい部屋です。

また、発達障害の中でもADHDの子供は、注意が色々なところに行くため、目につくと気になってしまい、意識が目についたモノにいってしまうため、それまでやっていたことが中断してしまうことが多いす。

そのため、ADHDの子供にとって目に入るモノが多いという部屋は、集中できない部屋になってしまいます。

それに加え、ADHDの子供は計画的に考えて実行することが苦手です。

思いついたことをパーっとやるのは得意ですが、やりっぱなしになることも多いです。

また、面倒くさがり屋さんも多いです。

だから、元に戻す場所が特に決まっていないと、そのまま放置しやすく、その後はどこに置いたのか忘れてしまいます。

どこに置いたのか分からず、「〇〇がない!」と怒りながら探し物をすることが多くなります。

そのため、

  • どこに置けば良いのか決まっていない部屋

もとても苦手な部屋です。

こういった発達障害(自閉症スペクトラムやADHD)の子供の特性を踏まえて、過ごしやすい部屋、集中できる部屋、ストレスの少ない部屋にするには、6つのポイントをおさえれば大丈夫です。

次はその大切な6つのポイントを紹介します。

2 発達障害の子供の部屋作りのポイント1

目的ごとに部屋を区切る

発達障害の子供は、自由に決まっていない状態が苦手で落ち着かない場合が多いです。

1つのことには1つの目的・役割というように区別できている方が、混乱や不安が少ないため過ごしやすいです。

だから、部屋を「学習スペース」「遊びのスペース」「着替えのスペース」というように目的・役割で分けます。

子供部屋を目的・役割ごとに分けると正直とても狭くなります(汗)

親としては、狭くて微妙な気持ちになりますが、発達障害の子供にとっては、逆に狭い方が過ごしやすいと感じることが多いようです。

「学習スペース」「遊びのスペース」「着替えのスペース」の分け方ですが、パーテーションや本棚などの家具を使用します。

例えば、パーテーションですと、我が家では「着替えスペース」にこちらを使っています。

マガジンパーテーションとなっていますが、制服や上着をかけて使っています。

良い感じに部屋を区切ることができ、「着替えスペース」を作ることが出来ています。

また、こちらのパーテーションで「遊びスペース」を区切っています。

このパーテーションは、上の部分がホワイトボード&マグネット使用OKになっているため、とても便利です。

スケジュールを貼ったり、伝言を書いたり、忘れ物防止のためにメモを書いたりなどもできるので使い勝手が良いです。

また、「学習スペース」についてですが、パーテーションがついた机もおすすめです。

シンプルで視界がさえぎられるので、集中しやすいです。

3 発達障害の子供の部屋作りのポイント2

物を少なくする

発達障害の子供の目に入る刺激を少なくするためにも、物は少なければ少ないほど良いです。

とはいえ、子供は特におもちゃや文具などがあり、どうしても物は多くなりますよね。

それでも、できる限り減らします。

物を減らすコツは、物の数を決めることです。

例えば、鉛筆なら10本、消しゴムは3つと所有する数を決めます。

1つ買ったらその分1つ減らします。

そうして、物を減らし、増やさない工夫をします。

4 発達障害の子供の部屋作りのポイント3

物のお家(定位置)を決める

片づけようと思っても、その物の置く場所が決まっていないと宙ぶらりんになり、手近な場所にポンと置くだけになり、物があふれてごちゃごちゃになってしまいます。

だから、必ず物のお家(定位置)を決めます。

物のお家(定位置)が決まると、それ以上の物が置けなくなるため、物が増えるのを防ぐこともできます。

場所が決まったら、忘れずに決めた場所に戻せるようにラベルを貼ります。

使った後に、どこに何をなおすのか一目で分かるようにするのです。

そうすれば、物が散らかってごちゃごちゃになることがなくなり、片付けも楽になります。

我が家では、テプラを使ってラベリングしています。

かわいいイラストも入っていますし、使いやすくておすすめですよ。

5 発達障害の子供の部屋作りのポイント4

 使う色は2~3色にする

発達障害の子供の視覚的な刺激を減らすために、インテリアの色も少なくします。

できれば、「白」「茶」ベースが刺激が少なく、すっきりした印象になります。

多くてももう一色足すくらいが良いです。

カラフルな色はポップでかわいいですが、色が多くなれば多くなるほど、目からの情報が多くなり、負担が多くストレスがかかります。

発達障害の子供の部屋の色合いは、シンプルが一番です。

6 発達障害の子供の部屋作りのポイント5

見えないようにする

発達障害(自閉衣装スペクトラムやADHD)の子供にとって、目から入る情報が少ないと、脳が処理する情報が少なくなるため、頭も働きやすいですし、気が散らないので集中しやすくなります。

そのために、できる限り目に入らずすむように、見えないように工夫します。

具体的には、布で隠す、ボックスに入れる、カーテンを付けるといったことをします。

ただ、見えないようにすると、スッキリしますが、すぐに(一度のアクションで)取ったり片づけたりできません。

物を取ったり片づけたりする時、ひと手間かかります。

だから、物は少ない方が面倒くさくありません。

できる限り物は減らした方が楽ですね。

7 発達障害の子供の部屋作りのポイント6

床置きしないようにする

部屋をすっきりするには、床置きを禁止にすると効果抜群です。

ついつい床置きしてしまいますが、床置きしないようするだけで、驚くほど部屋がスッキリ見えます。

また、床置きしないと掃除機をかける時も楽になるので、スッキリしたきれいな部屋を保てます。

ただ、床置きを禁止!と決めても、続けることは結構難しいです。

床置きをしないようにするには、ルンバがおすすめです。

我が家でも床置きしないようにしようと思っても中々上手くいきませんでしたが、ルンバを購入したおかげで、床置きしなくなりました。

また、子供自身もルンバが面白いし、ルンバくんにお掃除してもらおう!というと、片付けもスムーズにするようになりました。

だから、もし、中々床置きすることをやめられないのなら、ルンバはおすすめですよ。

最後に

発達障害(自閉症スペクトラムやADHD)の子供のための部屋作り、やるまでは大変ですが、やってみるとかなりスッキリするので、子供だけでなく親自身も過ごしやすくなりますよ。

毎日過ごす部屋の環境を整えることは、脳の働きやストレス、発達に大きな影響を与えます。

では、最後に発達障害(自閉症スペクトラムやADHD)の子供の部屋作りのポイントをまとめます。

発達障害の子供の部屋作りの6つのポイント

1 目的ごとに部屋を区切る

2 物を少なくする

3 物の定位置を決める

4 使う色は2~3色にする

5 見えないようにする

6 床置きしないようにする

一度に全部をするのは大変なので、まず取り掛かるのなら、布やボックス、カーテンを使って「見えないようにする」だけでも、かまり視覚的にスッキリしますよ。

できそうなことから、やってみましょう。

 

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