「お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」性教育におすすめの本

最近はネットで何でも情報が入るから、変な知識が入らないように子供に性教育をしようと思ってみても、どう教えれば良いのか困りますよね。

子供に何をどう教えれば良いのかが分かるのが「お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」という本です。

かなりインパクトのあるタイトルの本ですが、子供にどう性教育をすれば良いのか知りたい人にとても役立つ本です。

「お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」を紹介します。

1 「お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」の内容

5つのパートに分かれています。

  • パート1「性教育はメリットしかない!」
  • パート2「性教育は3~10歳で行うべし!」
  • パート3「その質問は突然に、しかも案外早く!」
  • パート4「いざ性教育!まぁまぁ焦らずその前に・・・・・・」
  • パート5「実践!性教育」
  • パート6「お母さんから我が子へ、命の授業」
  • パート7「こんな時こそ!性教育」

・パート1では、日本や学校の性教育の実態や性教育の3つのメリットについて書かれています。

子供に性教育をすることに戸惑いがある人も、性教育のメリットを知ることで、性教育を前向きにとらえることができるようになりますよ。

 

・パート2では、性教育するのに良い年齢(3歳~10歳)とその理由、男の子の性教育について、性教育を始める前の準備について書かれています。

子供が男の子の場合、ママは女性なので男の子の体や心について分かりませんよね。 このパートでは、思いもよらない男の子の心理が分かりますよ。

 

・パート3では、「ねぇ、ママ?なんで赤ちゃんってできるの?」という突然の質問にどう答えれば良いのか書かれています。

よくある質問ですが、親にとっては困る質問!模範解答もあるので、いつでも答えられる準備ができますよ。

 

・パート4では、3歳~6歳、7歳~9歳、10歳以降、完全なる思春期の年齢別での性教育をした時の子供の反応の仕方と親の対応の仕方や性教育をする前の下準備について書かれています。

性教育するのに、性の言葉を口にする恥ずかしさを克服する方法も分かりますよ。

 

・パート5では、人に見せない、触らせない自分だけの大切な場所(水着ゾーン)についての説明方法や生理と精通についての説明方法が具体的に書かれています。

性被害の被害者にも加害者にもならないためにも、水着ゾーンの説明はとても役に立ちますよ。

 

・パート6では、赤ちゃんができる仕組みや不妊治療、避妊、中絶、コンドームやLGBTなど性にまつわることについて書かれています。

赤ちゃんができる仕組みを伝えることで、子供に命の大切さと愛情が伝えられますよ。

 

・パート7では、子育てで実際目にした子供の行動に、親がどう対処すれば良いのか書かれています。

ありそうなエピソードで、でも実際どう対応すれば良いのか悩むことなので、とても参考になりますよ。

2 「お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」の著者について

著者は、のじまなみさんです。

元泌尿器科看護師で性教育アドバイザーをしています、

「とにかく明るい性教育【パンツの教室】協会」の代表理事です。

「お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」の本のあとがきにも書いてありましたが、性教育にとてもオープンで、子供の時から性の話を包み隠さず話してくれた父親がいたので、のじまなみさん自身もとてもオープンです。

「とにかく明るい性教育【パンツの教室】協会」は、2018年1月に設立とそれほど年数が経ってはいませんが、全国で講演会を開いたり、インストラクター養成の講座を開いたりと精力的に活動しています。

3 「お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」の感想

この本は、語りかける口調で書かれており、イラストもかわいらく読み進めやすかったです。

親向けの性教育についての本で、具体的に書かれているものはあまりないので、とても役に立ちました。

子供の年齢別の性教育をした時の反応が書いてあるのですが、なるべく早い内にした方が、子供も頭に入りやすそうです。

性にまつわる言葉の恥じらいを取るためにする準備もありましたが、私自身は、やっぱり言うのに抵抗がありました(汗)

だから、ダイレクトな言葉を使わずに子供には話そうと思っています。

男の子の体のことや心の事も詳しく書かれているので、男の子のお子さんがいるママはとても参考になると思います。

私も男の子がそんなに悩んでいて、影響が大きいとは思っていませんでした。

我が家では、まだ「赤ちゃんはどうやってできるの?」という質問はないのですが(そういえば、赤ちゃんは結婚したらできると何かの折に話した記憶が(汗))、今度きちんと説明しようと思います。

性被害予防のために、絵本で性教育をしたことはあるのですが、中々赤ちゃんの仕組みまではどう話そうか分からず、話せませんでした。

また、性教育で覚えた言葉を外でいいふらしたり、逆に関心を持ちすぎたらどうしようと不安もありました。

でも、言いふらしたりするのは、逆に性教育を受けていない子がすることなのだそうです。

だからちゃんと性教育すれば大丈夫です。

この本で不安も解消されたので、間違った知識が入る前に子供に性教育をできそうです。

こちらの本もおすすめです。

 

この本のあらすじや感想を知りたい人はこちらの記事をお読みください。

「とにかくさけんでにげるんだ」あらすじや感想|子供の性被害防止に

 

 


 

この本のあらすじや感想を知りたい人はこちらの記事をお読みください。

「いいタッチわるいタッチ」内容やあらすじと感想|子供の性被害防止に!

 

最後に

今はSNSで簡単に知らない人とも繋がることができますし、ネット上では性にまつわる間違った情報も多いので、心配が多いですよね。

かといって、親である私たちが子供の時に親から性教育を受けたことがなければ、どう教えれば良いのか分かりませんよね。

「お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」には、どう教えれば良いのか具体的に書いてあるのでとても参考になります。

子供の心と体を守るために、愛情を持って子供に性教育をしたいですね。

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