発達障害児がいる家庭でペットを飼う5つのメリット!飼って良かった!

ペットを飼おうかな、飼いたいな・・・と思っても、発達障害の子供がいると、日々いろいろなことが起こり、追われるような毎日で、大丈夫なのか心配になりますよね。

発達障害の子供の育児だけでも大変なのに、ペットのお世話までプラスされたら、どんな毎日になるのか心配になりますよね。

確かに、ペットのお世話は大変です。

でも、それを上回るメリットがあります。

特に発達障害の子供がいる家庭では、子供が大きく成長できる機会が増えます。

発達障害の子供にとって、発達障害の子供がいる家庭にとって、ペットを飼うことはどんな意味があるのか、メリットがあるのかを紹介します。

1 発達障害の子供が、相手のことを考えるようになる

発達障害の子供は、相手の気持ちを考えることが苦手です。

相手の気持ちが分かりにくかったり、自分の気持ちを抑えられず、相手よりも自分優先にしてしまうことが多いです。

ペットは、自分の思うように動いてくれませんし、ペット自身が自分の都合に合わせてくれません。

自分のしたことがペット自身がイヤだと感じたら、反応は悪くなります。

逆に、自分のしたことがペット自身が望んだことなら、甘えたり、近寄ってきたりといった良い反応をします。

好きだからと言って自分本位で触ったりすれば、ペットはイヤがります。

「自分の気持ちだけでない、相手の気持ちや相手の事情も考えなければいけない」ということが、実感を持って経験できます。

ペットのことが可愛くて、仲良くなりたいと思う気持ちがあるので、一生懸命ペット(相手)のことを考えるようになります。

最初は、嫌がられることがあっても、ペット(相手)のことを考えて行動していくようになるので、だんだんなついてくれるようになります。

「自分が相手のことを思って、考えれば、相手も自分のことを考えてくれる」と言うことも経験できます。

そうして、自分以外の相手のことも考えることができるようになります。

また、相手に合わせるということもできるようになってきます。

2 発達障害の子供に責任感が出てくる

ペットを飼った時は、子供にもペットのお世話をする役割を与えてあげましょう。

ペットのお世話はいろいろあります。

「ごはんの用意」「掃除」「散歩」など、家族で当番制にしても良いです。

ペットは自分の力では生きていけないので、お世話しなければ病気になったり死んでしまいます。

ペットを飼うということは、命を預かることで、責任がでてきます。

ペットを飼うことで、発達障害の子供も、家庭内で役割ができ、自分のことだけではない「責任感」を持つことができます。

また、「自分がペットから頼られる存在でもある」ということが分かり、自信もつきます。

3 発達障害の子供の感情が動くようになる

ペットを飼うと、いつもいつも楽しいことばかりではありません。

時には病気やケガをしたり、死んでしまうことがあります。

大好きで可愛がっているペットが、辛い状態になると、とても悲しいです。

発達障害の子供の中には、ネガティブな感情が苦手だったり、表現することが苦手で、感じることを無意識にストップさせてしまう子やそういったネガティブな感情が感じにくい子がいます。

でも、そんな発達障害の子供もそれまで可愛っているペットが病気やケガ、死んでしまうということが起こると、感情が大きく動き、「悲しみ」や「ツライ気持ち」を十分に感じることができます。

この経験が、発達障害の子供の感情の豊かさの成長につながっていきます。

4 発達障害の子供の良い友達・パートナーができる

発達障害の子供は、中々友達ができない子が多いです。

友達が笑っているけど、なぜ面白いのかよく分からなかったり、友達が怒っていても、あまりピンとこないことも多いです。

そのため、友達がいても、心の交流が持てず、「孤独感」を感じている発達障害の子供は多いです。

ペットは、そんな孤独な気持ち、寂しい気持ち、誰にも必要とされていないと感じやすい発達障害の子供の気持ちを癒してくれます。

自分を信頼してくれるペットは、発達障害の子供の友達やパートナーとなってくれます。

どんな自分でも受け止めてくれるペットには、自分の気持ちを出すことができます。

ペットがいる生活は、自分は1人じゃないと思え、発達障害の子供の心の支えになります。

5 親子で気持ちが落ち着き、ストレスが減る(アニマルセラピー)

ペットを飼うことは、一種にアニマルセラピーにもなります。

ペットと触れ合うことで、気持ちが落ち着き、日々のストレスが軽くなります。

発達障害児の子育ては、一般的な子育てが通用しなかったり、手もかかることも多かったりするので、本当に大変です。

親自身もストレスがすごいです。

発達障害の子供自身も、苦手な集団生活の学校や対人関係で大きなストレスを抱えています。

そんな生活の中で、ペットがいると癒されて、溜まったストレスも軽くすることができます。

しんどい毎日も、家に帰ってペットと触れ合うことで気持ちがリセットすることができます。

最後に

ペットを飼いたくても飼えないこともあると思います。

そんな時は、動物園や動物のふれあい広場などに行って、触れ合える経験をするのも良いですよ。

また、もし大きな生き物を飼うことができなければ、メダカや金魚、カブトムシなどの昆虫もおすすめです。

子供にエサを上げることをお願いしたり、掃除をするお手伝いをさせてあげると、愛着も出てきますよ。

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