発達障害の子供の習い事【ダンス】ってどうなの?習ったらどうなる?

発達障害の子供に習い事をさせてあげたいけど、我が子に合うのか、ついていけるのか心配になりますよね。

今回は、習い事の中でも、特に【ダンス】について、体験談も加えて紹介します。

発達障害の子供に多い習い事4選

水泳

  • 左右同じ動きをするのでバランス良く体を使うことができます。
  • 体幹ができ、筋力がつきます。
  • 全身運動で脳への刺激にもなります。
  • なにより、個人プレーの習い事なので、集団が苦手な発達障害の子供にも向いています。

ピアノ

  • 指先を動かすので、脳への刺激になります。
  • 右手と左手と違う動きを同時にするので、脳のトレーニングになります。
  • 個人レッスンでマンツーマンレッスンで行うので、気が散りやすい発達障害の子供にも向いています。

造形教室・絵画教室

  • 言葉で表現することが苦手な発達障害の子供も、造形や絵画で表現することができます。
  • 発達障害の子供は、面白いアイデアを出すことも多く、得意分野を伸ばすことができます。
  • 自由度が高い教室が多く、みんなと同じことをすることが苦手な発達障害の子供に向いています。

プログラミング

  • プログラミングは、規則性があり、曖昧な命令では動かすことができません。曖昧さが苦手で明確なルールがあると分かりやすく安心できる発達障害の子供に向いています。
  • 教室では、スクラッチを使って、ゲームを通してプログラミングの基本を学ぶので、ゲームが大好きな発達障害の子供が夢中になって学べます。

発達障害の習い事【ダンス】の効用

発達障害の中でも、特に女の子で【ダンス】を習いたいという子は多いです。

1 脳の活性化

ダンスでは、先生のフリを見て、自分でやり、フリを覚える必要があります。

そのため、ダンスをしている間、脳はフル回転しています。

また、体を動かすため、体からの刺激も受けて脳が活性化します。

音楽に合わせて体を動かすので、脳はフル回転していても、脳の負担は感じにくいです。

2 「柔軟性」「体幹」「体力・持久力」がついて、体の基礎作りができる

・ダンスレッスンでは、途中でストレッチなどの柔軟も行います。

そのため、体が固くても、習っていく内に体が柔らかくなり、柔軟性がつきます。

また、ダンスが好きになり、もっと上手になりたいと思うと柔軟は欠かせないため、家でもストレッチをやるようになる子も多いです。

・ダンスを続けることで、体幹ができます。

激しいダンスの動きに体がついていくには、体幹が必要です。

ダンスのレッスンを受けていると、体幹ができ、姿勢を保持するのも楽になっていきます。

・ダンスには、日常生活ではない腕を上げたり下げたり、足を上げたり下げたりなどの動きもあるので、筋力も鍛えることができます。

ダンスレッスンは1時間あります。

途中で少し休憩がありますが、最後まで体を動かすのは体力もいります。

レッスンに通うことで、体力・持久力がついていきます。

※ダンスの習い事で、発達障害の子供が苦手な「柔軟性」「体幹」「体力・持久力」をつけることができます。

3 ボディイメージがつくようになる

発達障害の子供は、ボディイメージがきちんと入っていない子が多いです。

ダンスでは、鏡を見ながら体を動かします。

鏡で自分がどんな動きをしているのか目で見て確認することができます。

そのおかげで、ボディイメージがあまり入っていない子供もだんだんイメージが付くようになっていきます。

ボディイメージが付くようになると、不器用な発達障害の子供も、自分の体を思うように動かせるようになっていきます。

4 同時処理能力が鍛えられる

ダンスでは、音楽を聴いて合わせながら、手足をはじめとした体を動かさなければいけません。

時には移動もあります。

集団で踊っている場合は、周りも見なければいけません。

同時にしなければいけないことがたくさんあるのです。

発達障害の子供が苦手な同時処理能力を鍛えることができるのです。

5 言葉以外の表現力がつく

ダンスは身体を動かして表現をしていきます。

発達障害の子供の中には、言葉で表現することが苦手な子も多いです。

表現する方法が言葉しか手段がなければ、ストレスも溜まります。

ダンスで体を動かして表現することができるようになると、気持ちも開放されて表現することの楽しみを知ることができます。

言葉以外の表現力をつけることができるので、気持ちが楽になる子も多いです。

発達障害の子供のダンス教室選びの3つのポイント

ダンス教室の中でも、発達障害などの障害を持っている子を対象にしている教室も最近は少しづつできています。

もし、近くに発達障害の子供向けのダンス教室があるのでしたら、一度体験してみる良いですよ。

ダンス教室は、必ず親が教室に入れるか外から様子が見れる所を選びましょう。

1 親が見学できる教室

児童デイサービスと違い、習い事は一般の子が上手になりたいために習いに来ている場所です。

障害の子を対象としているわけではないので、親が発達障害の我が子のフォローをしてあげた方が、気持ちよく教室に通い続けることができます。

親がダンス教室でのレッスンを見学することができれば、子供がどんな様子なのか確認することができます。

そして、後からアドバイスができるので、子供の力を伸ばしてあげることができます。

2 動画OKの教室

発達障害の子供には、レッスンの動画が取れる教室がおすすめです。

ダンス教室の中には、ダンスの振りは、その場で覚えるようにした方が、集中してレッスンを受けようという気持ちになるので、動画を取るのを禁止している所もあります。

でも、発達障害の子供は、レッスン中だけで振りを覚えるのは難しいです。

ボディイメージの問題や同時処理の問題、ワーキングメモリなどが関係して、レッスンについていくことができても、覚えることはキャパオーバーになりやすいです。

動画を取ることができれば、家で練習することができますし、そうすれば、次回のレッスンも安心して受けることができます。

3 発表会の出場が必須でない教室

ダンス教室では、レッスンの成果を披露するための発表会を年に1、2回行っている教室が多いです。

発表会に出て人前で踊ることで、自信になり、大きく成長することができます。

ただ、発表会ではリハーサルをしてから本番があるのですが、待ち時間がとても多いです。

大人でもイヤになるくらいの待ち時間の長さですので、発達障害の子供には負担が大きいです。

発表会に出るのが必須の教室の場合、発達障害の子供にはしんどいことになります。

発達障害の子供の様子や成長具合を見ながら、発表会に出るか出ないかを決めることができる教室の方が、長く楽しく続けることができます。

ダンス教室では発表会はつきものですが、その頻度と必ず出なければいけないものなのか、欠席も大丈夫なのかを確認することが大切です。

ダンス教室に体験に行った時には、「親はレッスン中、教室の中で見ることができるのか」「ダンスの振りを動画で取っても大丈夫か」「発表会は、必ず出席しなければいけないのか(出なくても大丈夫なのか)」を確認するようにしましょう。

発達障害のことを先生に伝えた方が良いのか?

多くのダンス教室は、発達障害の子供向けではなく、一般向けのダンス教室です。

先生に発達障害のことを伝えるかどうかは、子供の様子と先生によります。

発達障害の特性のせいで、教室や他の生徒に迷惑がかかることが多いのなら、先生にきちんと発達障害のことを伝えた方が良いです。

伝えた上で、習っても大丈夫かどうか聞く方が良いでしょう。

そうでないと、注意ばかり受けることになり、子供への当たりがきつくなりますし、他の子供や子供の親からも迷惑がられてしまうことがあります。

発達障害のことを伝えてから習えば、理解してもらえるので、親子で安心してダンス通うことができます。

ただ、発達障害でも、グレーゾーンの場合や人に迷惑をかける問題行動がない子、人を見て動ける受動型のような子の場合は、伝えるのは控えた方が良い場合があります。

時々、発達障害のことを伝えたために、先生がかまえすぎてしまい、対応が逆に不自然なことになってしまうことがあります。

そのため、様子を見て、伝えた方が良さそうなら発達障害のことを伝える方がうまくいく場合があります。

発達障害のグレーゾーンや問題行動のない子、発達障害の受動型の子供の場合は、子供の状態と先生の様子を見て、発達障害のことを伝えるのかどうかを判断するのがおすすめです。

我が家の体験談

我が家では、幼稚園の年長の時からダンスを習い始めました。

習い始めのきっかけは、発達のためを思い、体を動かす習い事をさせてあげたいと親の私が思ったからです。

幼稚園の子が多く習っているダンス教室でしたので、子供に聞くと、体験に行ってみたいと言ったので、体験に行きました。

我が子は、当時緘黙もあり、人がいる場所は苦手でしたし、家でも特にダンスをよく踊る子ではありませんでした。

だから、ダンス教室の体験でも、踊ることができないかもしれない・・・と思っていました。

でも、実際体験に行くと、普通にレッスンを受けて踊っていたので驚きました。

子供も気に入ったので、習い始めました。

発表会にも様子を見ながら何度か出ました。

正直、習い始めてから2年半くらいまでは、動きはとてもぎこちないものでした。

ただ、途中で、家でも体作りを始め、その中でストレッチも入っていたので、体はどんどん柔らかくなりました。

ストレッチは最初は痛いのでイヤがっていましたが、やり続けると、確実に体が柔らかくなるのが分かるので、だんだんイヤがらなくなりました。

習い始めて2年半が経つと、あれほどぎこちなかった動きが、なぜかスムーズに体を動かせるようになってきました。

ダンスがすごく上手になっていきました。

正直、ビックリしました。信じられませんでした。

途中で先生が変わったのですが、その先生から「〇〇ちゃんは、ダンスがめっちゃ好きそうだね」と言われるようになりました。

ぎこちなかった動きがスムーズに、しかも大きくなったのです。

表情も出るようになりました

ダンスでボディイメージが付き、自分の体を思うように動かせるようになったのだと思います。

そうなると、脳の働きも良くなるのか、言葉数も増えました。

ダンスを習わせて良かったと思っています。

いくつか習い事をしていますが、今は「ダンスが大好き」と言っています。

自信にもなり、本当に良かったです。

最後に

発達障害の我が子を見ていると、「継続は力なり」という言葉をすごく実感します。

発達障害の子供の成長は、すぐには見えませんが、ある線を超えると一気に成長することが多いです。

だから、子供の成長をあきらめずサポートしてあげたいですね。

ダンス教室の習い事は、発達障害の子供の成長に大きな影響を与えます。

もし、子供がダンスに興味があるのなら、一度体験に行ってみて下さいね。

 

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