【発達障害児の子育て】小学1年生になってやって良かったこと2つのこととは?

発達障害の子供の子育て、大変ですよね。

小学校に入るとどんな生活になるのか、いろいろ入学前は心配になりますよね。

今回は、私が小学1年生になってすぐに取り組み、やって良かったことを2つ紹介します。

何事も最初が肝心です。

1 朝の学習

小学校に入学すると、それまでの生活とは大きく変わります。

保育園や幼稚園の時は、遊び中心で、優しく1人1人に寄り添おうとしてくれる先生も多かったです。

でも、小学校では、勉強・学習が中心で、優しい先生もいますが、中々1人1人に寄り添うことはできません。

カリキュラムもありますし、集団での学級運営をしなければいけないので、どうしてもクラス単位で考えることが多くなります。

また、授業は椅子に座った45分。

じっとしているのが苦手な発達障害の子供には苦痛です。

だから、発達障害の子供は、小学校生活の最初の方は毎日クタクタです。

クタクタな毎日を送る発達障害の子供を見ていると、親としては、せめて家ではゆるくしてあげようと思います。

確かに心身ともにクタクタな日々には、ゆっくりさせてリラックスすることはとても大切です。

ただ、朝の時間だけは小学校入学してすぐにきっちり決めておいた方が良いです。

発達障害の子供は、特に変更を嫌う子が多いです。

「普段と違うこと」はストレスになるからです。

だからこそ、小学校に入学した1年生の時から、朝の時間を決めて習慣にすると、後々まで役に立つのです。

前置きが長くなりましたが、何をすれば良いのかというと、まずは何といっても「朝の学習」です。

朝起きてから学校に行くまでの間に「朝の学習」する時間を作るのです。

我が子の場合、小学校始業式の2日目から、朝の学習をやり始めました。

最初が肝心ですし、毎日やれば、そういうものだと思ってくれます。

正直、朝の時間は大切です。

朝は眠くて、中々しんどい時間です。

でも、だからこそ、途中から朝に勉強時間を作ろうと思ってもできません。

学習習慣を取り入れることは、小学1年生の素直な時を逃せば、中々難しいです。

内容は、我が家では通信教育の「こどもちゃれんじ」をしていたので、それと、算数のプリント1枚です。

時間は15分ほど。

眠そうですが、問題をやっていく内に少しずつ目が覚めてきます。

また、「こどもちゃれんじ」は、楽しい仕掛けがいろいろあります。

特に小学1年生の時は、ヒントやおまけも多く、最初は問題文も読んでくれるアイテムもあったりするので、負担も少ないです。

そうして、小学校1年生の時から朝の学習をやっていくと、それが当たり前になってきます。

時には、寝坊やしんどくてゆっくり起きることもありますが、そうした場合は、学校帰ってからすることにしています。

そうして、「朝の学習内容はその日の内に必ずやる」ことを習慣にしていると、途中でやらなくなった、という事態にならなくなります。

朝の学習でする教材や問題は、必ず親が管理するようにします。

子供まかせにすると、だんだんやらなくなります。

「どこまでやる」「何枚やる」など、書き出して子供自身が分かるようにします。

朝の学習習慣は、夕方や夜の時間よりも身に着けやすいです。

夕方や夜の時間というのは、学年が上がるにつれて、6時間授業が増えて帰宅時間が変わったり、デイや習い事を始めたりなどで、予定がいろいろ変わりやすいです。

そのため、最初は学校から帰った後や夜に学習する時間を決めていても、いつのまにか、できなくなってしまいます。

続けるためには、様々な工夫と気力体力が必要になります。

でも、朝の時間は、基本的に変わりません。

少なくとも、小学校の間は、登校する時間もほとんど一緒です。

予定が変わらないので、決めた習慣は崩れにくいのです。

2 朝の体づくり

朝の学習習慣に加えて、やり始めたのが「体づくり」でした。

「体づくり」は、小学校入学してすぐではなく、小学1年生の秋から始めました。

その頃に、発達障害の子供の体の特徴が分かり、赤ちゃんの時にやるべき「体づくり」ができていないことを知ったからです。

そして、その「体づくり」は取り戻せることが分かったので、家で「体づくり」を取り組むことにしたのです。

最初は、夜に「体づくり」をしていました。

でも、夜だと子供が疲れていてやるのがしんどかったり、遊びたい欲求が強くて、中々上手くできませんでした。

また、親である私自身も夜は疲れていることも多かったり、家事などやることもあり、中々難しいと実感しました。

それで、「朝の学習」と同じように、朝の時間を使ったのです。

朝、起きたらすぐに「体づくり」をするようにしました。

起きてすぐの「体づくり」は、思わぬメリットもありました。

「体づくり」をすることで、頭がスッキリして覚めるので、朝の学習がそれまでよりもはかどるようになったのです。

また、「体づくり」が習慣になったことで、以前よりも体のバランスが良くなりました。

固くて不器用な体が、以前よりもスムーズに動かせるようになったのです。

また、親の私もストレッチと体幹作りは一緒にしているので、体が柔らかくなり、肩こりが以前と比べてかなり良くなりました。

そのおかげで、体も楽になり、少しダイエットもできました!

 

※体づくりについて知りたい人は、こちらをお読みください。

発達障害の子供がちゃんと座れないのは体幹が弱いから?それだけじゃない理由

最後に

小学校が始まると、しばらくは、やはり心身ともに疲れるせいか、帰宅してからの癇癪がひどかったり、遊びたい気持ちが強くて、宿題すらもやるのが大変でした。

学校から帰ってから、学習や体づくりを毎日やるのは大変です。

朝早起きは最初は大変ですが、習慣になれば、生活リズムになり、自動的にやれます。

しかも、朝の学習習慣がついていると、勉強することにそれほど抵抗がなくなります。

当たり前のことになるからです。

習慣がないと、宿題以外のことはやりたがらない子供は多いです。

また、塵も積もれば山となります。

短時間の学習時間、短時間の体づくりも、毎日やっていけば確実に積みあがって、身になります。

良いことばかりです。

「朝の学習」「朝の体づくり」を、小学1年生から始めて本当に良かったと思っています。

「朝の学習」「朝の体づくり」に限らず、朝の時間はいろいろ活かせる貴重な時間です。

発達障害の子供や家庭に合わせて、朝の時間を活用してみてくださいね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です