発達障害の子供におすすめの自転車は?

地域にもよりますが、小学生中学年くらいになると多くの子が自転車に乗ります。

不器用で上手に体が使えない、力のない発達障害の子供や、不安が高くて怖がりの発達障害の子供は、自転車に乗れるようになるのも大変ですよね。

親としては子供の特性のことを思うと、自転車を安全に乗れるのか不安でもありますよね。

でも、自転車に乗れるようになると子供は大きな自信になるようです。

自転車に乗るということは、自転車を自分の力でコントロールできるということ、そういうことができる自分がとても嬉しいのでしょう。

発達障害の子供が安全に無理なく乗れるようになる自転車を紹介します。

1 発達障害の子供におすすめの自転車はずばり!「ケッターサイクル」

 

「ケッターサイクル」の基礎情報

サイズは、4種類。

12インチ(2才から6才)、14インチ(3才から7才)、16インチ(3.5才から8才)、18インチ(4才から9才)。

重さは、

12インチは、足けりモードで約5.8キロ、自転車で約7.8キロ。

14インチは、足けりモードで約7.5キロ、自転車で9.2キロ。

16インチは、足けりモードで約7.5キロ、自転車で9.7キロ。

18インチは、足けりモードで約8.2キロ、自転車で10.5キロ。

色は、

12インチは、ブルーミングホワイト。

14インチは、ブルーミングターコイズ。

16インチは、ブルーミングレッド。

18インチは、ブルーグレイとラズベリー。

特徴

最初はペダルがない状態で足けりの練習できる。

バランスが取れたらペダルをつけて自転車の練習できる。

ペダルの取り付けは簡単!女性でも5分で付けることができる。

特別なフレームデザインで普通の自転車より長い期間乗れる。

後ろに親が補助できる持ち手がついている。

 

2 「ケッターサイクル」が発達障害の子供におすすめの理由1 補助輪がない

一般的に自転車の練習をする時、まずは補助輪を付けて乗れるように練習します。

でも、このやり方ですと乗れるようになるまでに時間がかかってしまいます。

というのも、補助輪が付いた状態でのバランスの取り方と補助輪を取った状態でのバランスの取り方は全く違います。

そのため、補助輪で慣れて気持ち良く乗れるようになったのに、今度は補助輪を外され、そうするとその途端に自転車に乗れなくなってしまうのです。

バランスが取れず、グラグラゆらゆら。

ペダルも焦げず、それまでコントロールできていた自転車が思ったようにできないことに、発達障害の子供は許せません。

そのせいで、自転車を拒否したり、中々練習をしようとしなくなってしまいます。

また、一生懸命練習しようにも、それまで乗れていた自転車とバランスの取り方が違うために、混乱しやすく、乗れるようになるまでに時間がかかってしまいます。

だから、自転車に乗るのなら、最初から補助輪がない状態からスタートした方が良いのです。

3 「ケッターサイクル」が発達障害の子供におすすめの理由2 ペダルの取り外しが簡単

自転車に乗る練習をする時に、一番良いのはまずはペダルを外し、足で蹴って自転車に乗ることです。

そうすることで、自転車に乗る時のバランスの取り方がだんだん分かるようになります。

また、ペダルに足をかけていないので、よろけたり、こけそうになってもすぐに足をつけることができてこけずにすみます。

だから、落ち着いて安心して自転車の練習ができるのです。

自転車を足で蹴って進み、慣れてくれば数秒足を浮かせて乗ることができるようになります。

そうして自転車に乗ることに慣れてからペダルを付けると、バランスの取り方はすでに学習しているので、自転車の乗り方をマスターしやすくなります。

他の自転車は、ペダルを取るのも大変です。

でも、「ケッターサイクル」の場合は、ペダルの取り外しも取り付けも簡単です。

所要時間は5分で、女性でも簡単にできるので助かります。

4 「ケッターサイクル」が発達障害の子供におすすめの理由3 他の自転車と比べて軽い

普通の自転車は重く、12キロ以上あるものが多いです。

「ケッターサイクル」は、10キロ未満でとても軽いです。

自転車が軽いと、自転車を止めたり、降りて動かす時にも操作しやすく扱いやすいです。

また、こぎ出しが軽いのでペダルを踏んだ時にバランスが取りやすく乗りやすいです。

それに、持ち運びする時にも軽いと助かります。

自転車の練習をする時、家のすぐそばで練習しやすい場所があれば良いですが、道の具合や人や車の通り具合によっては、家から離れた場所に行かなければいけません。

そんな時に自転車が軽ければ持ち運びができるので、すごく助かります。

また、軽ければ自転車に乗ってこけた時に、1人で簡単に起こせるので安心です。

5 「ケッターサイクル」が発達障害の子供におすすめの理由4 ストライダー(ペダルなし自転車)の代わりも兼ねることができる

ストライダー(ペダルなし自転車)はバランス感覚がやしなうことができます。

だから、自転車に乗る前の幼児期に人気ですよね。

「ケッターサイクル」は、ペダルがない状態はストライダーと同じです。

だから、自転車を乗る前にストライダー(ペダルなし自転車)も買う予定ならば、これ1つですみます。

お財布に優しいです。

幼児期は、ストライダー(ペダルなし自転車)として使って遊び、十分遊んでバランス感覚をやしなってからペダルをつけて自転車の練習に進むと、早く自転車に乗れるようになりますよ。

最後に

初めての自転車選び、すごく迷いますよね。

発達障害の子供は、失敗が続くと自信がなくなり心が折れやすいので、なるべく早くスムーズに自転車に乗れるよう、子供にあった自転車を選んでくださいね。

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